病院でできる脇汗とニオイ治療に関して

脇汗治療を行っている病院も存在しており、状態によって治療手段を選択する事が可能です。

脇汗を止める事をしたいのか、臭いを止める事をしたいのか、どの程度止める事をしたいのか等、どこに重点を置くかによって、治療手段も変わってきます。

■量音波治療法
量音波治療法は、脇汗の分量で悩んでいる人に向いており、発汗を軽減する効果が高いです。

量音波治療法では、超音波の熱によって汗腺を破壊して、破壊された汗腺を吸収して、そのまま排除していく事になります。ただ、この手段ではアポクリン汗腺を完全に取ってしまう事はまずできません。

ですから、重いワキガなど、アポクリン汗腺からの脇汗の「臭い」で困っている人にはお勧めできません。18万~30万前後の手術代となる事が多いです。

■皮下組織吸引法
皮下組織吸引法は、脇汗の分量に悩んでいる人にも、ワキガなどで臭いに悩んでいる人にもお勧めです。

皮下組織吸引法では、脇に1センチ前後の穴を開けて、そこから管を挿入して、アポクリン汗腺、エクリン汗腺、皮脂腺等の、汗や悪臭の原因を吸い出します。

皮下組織吸引法は、汗腺をピンポイントに吸い出すものではありません。ですから、アポクリン汗腺が原因の悪臭で困っている場合は、それほど功を奏さない場合もあります。

ただ、脇汗の量は絶対にある程度はダウンするので、確実性も求めるのであればお勧めです。15万程度の手術代になる事が多いです。

■皮下組織削除法
皮下組織削除法は、大量の脇汗や臭いで困っている人に向いています。皮下組織削除法では、脇に1センチ前後の穴を開けて、脇汗や悪臭の引き金になる、エクリン汗腺やアポクリン汗腺を、皮下組織ごと削り取るような形で取り去ります。

穴を開ける分ダメージは大きく、回復にも時間が掛かりますが、臭いや汗を止める効果は高く、成功率も非常に高いです。

20万~40万程度の手術代になる事が多く、脇汗関連の手術の内では高い方です。身体へのダメージが大きいので、実績が豊富で信用性のある病院に任せるようにしましょう。

■剪除法(せんじょほう)
臭いを軽減したい人に向いている手術であり、アポクリン汗腺を除去します。

まず、脇に30~50ミリ前後の穴を開けて、アポクリン汗腺を切断します。ピンポイントでアポクリン汗腺を除去できますから、確実に臭いを止める事ができます。

ただし、入院するレベルではないものの、皮下組織削除法と同じく身体へのダメージが大きいという事を覚えておきましょう。

30万~50万前後の手術代になる事が多いですが、病院の設備になどによって大きく変わるのであまり安定しません。

なぜ脇汗は臭うの?

脇汗がこれほどまでに臭いやすい原因は何なのでしょうか?そして、脇汗を止めるにはどうすれば良いのでしょうか。

■脇汗の臭いの誘因
脇汗が臭う誘因は主に2つです。
・アポクリン汗腺からの汗だから
・脇は汗が出やすいから

人間の身体には必ずこのような特徴がありまして、その程度問題によって、多汗症やワキガだと判断される事になります。

まずは「脇汗は必ずある程度臭うもの」と理解しておきましょう。「みんなは臭わないのに!」などと考えてしまうと、ストレスが蓄積してしまい、そのせいで余計に脇汗が増えてしまうかもしれません。

脇汗を止めるには、まず気持ちを楽にして考える事が大事です。

 

■脇は汗が出やすいから
単純な理屈ですが、脇は汗が出やすい場所なので、脇汗、と言うよりも脇の臭いは強くなります。

脇には汗腺が集中していますし、汗の原料となる血液を作っている心臓に場所が近い事も、脇汗が出やすい原因の一種です。

そして、大量の汗を出して体温をコントロールする機能も脇にはあるので、暑い時には、自然に脇汗の量が多くなってしまうのです。

脇にはエクリン汗腺という汗腺があり、この汗腺からの汗の99%は水で、残りの1%は、塩分、尿素、アンモニア等の排出物質です。

ほとんどが水なので、ベタベタ感や色や臭いで困る事はほぼありません。ですが、それでも汗が出過ぎれば困る事もあります。このような折は、皮膚はもちろん、衣服にも排出物質や皮脂が付いてしまいます。

すると、そこで雑菌が増殖して、悪臭を招いてしまう事になります。雑菌にとって湿っている衣服は絶好の環境ですから、どんどん殖えます。

ですから、衣服を身に付けている時に脇汗が多くなると、湿り気と体温が、雑菌の増殖の手助けをして、どんどん雑菌が増殖して、臭いが強くなっていってしまいます。

 

■アポクリン汗腺からの汗だから
脇の下にはエクリン汗腺とは異なる、アポクリン汗腺という汗腺もあります。

脇、陰部、肛門、乳輪、耳の内部だけにアポクリン汗腺はあります。この汗腺の役割は、実は臭いを発する事自体にあります。他の役割ももちろんありますが、臭いを発する事がそのまま性的アピールになるからです。

アポクリン汗腺からの汗は、ネバネバしていて白っぽい場合が多いです。なぜなら、脂質、たんぱく質、鉄分、アンモニアなどがエクリン汗腺からの汗よりも、大幅に多く含まれているからです。

そのため発汗してからしばらくすると、独特の嫌な臭いがするようになります。実際、ワキガ傾向にある人は、生来このアポクリン汗腺をたくさん有している場合が大半です。

引用元:汗かき改善.jp

脇汗の量自体はそれほど多くなくても、臭いが強くなりがちなのです。

脇汗の役割と必要以上に出る要因

脇汗で悩んでいる人はたくさんいますが、脇汗の役目と出過ぎる要因はどこにあるのでしょうか。

■脇汗の役割
脇汗の主な役割は「体温調節」と「性的アピール」です。これらの役割をこなすべく、脇汗が出る汗腺は身体の中でも非常に多い方であり、臭いも強いのだそうです。

そして、通常ではあれば脇汗は1日に付き匙1杯分前後しか流れてはこないようです。また、1日通しての汗の量から考えると脇汗が占める割合は1~2パーセント程度であると言われています。

ですが、これらとは違う他の原因で出る脇汗も多いです。

■精神性の脇汗
大きなプレッシャーや緊張のせいで、脇汗がたくさん出る事も多く、実際にはこのようなメンタル的な理由での脇汗が、脇汗のほとんどであると言われています。これは、ストレスのせいで汗腺をコントロールしている交感神経が乱れ、脇を代表とした汗腺が多い場所から、汗が出やすくなるからです。

脇汗を気に掛ける事そのものもストレスになるので、緊張するシチュエーションでの発汗により、さらに気持ちが落ち着かなくなって脇汗が出るという悪循環に陥るので、脇汗を止める事がなかなかできず、どんどん脇汗が出てしまうのです。

昨今はストレス社会ですので、このようなメンタル的な理由の脇汗に悩んでいる人が増えているようです。

■脱毛等のケアも脇汗の原因になる
脇の脱毛やその他のケアも脇汗を多くする要因の1つです。脱毛をしたり皮膚ケアをしたりすると、汗腺に刺激が及んでしまうので、それによって脇汗が多くなるのです。

また、皮膚ケアを過剰に行ってしまい、皮膚に残しておくべき皮脂まで取り除いてしまい、皮膚の表面が乾燥してしまって、その乾燥を補うために脇汗や皮脂が多くなってしまう場合もあります。

このような事が継続してしまうと、そのまま多汗症になってしまう場合もあります。脇汗を止める事をしたいのであれば、脱毛やケアを行い過ぎないようにしましょう。止めるつもりが逆効果になってしまいます。

■ホルモンバランスも脇汗の原因になる
女性だと、生理期間の前後、妊娠・出産、更年期などは、ホルモンバランスが崩れやすくなります。ホルモンバランスが崩れると、温度等とは無関係に脇汗が多くなってしまう事があります。

「ホルモンバランスが崩れる」とは、つまり「男性ホルモンが多くなっている」という状態である事が多いです。男性ホルモンには脇汗を多くする働きがあります。この時、汗腺が多い頭や脇からの汗は増えるのですが、手足は冷たいままでほとんど汗をかかない場合も多いです。

脇汗・消臭ケア商品の種類は?

脇汗が原因の問題を止めるためのケアグッズは多種多様であり、それぞれ違った機能によって、脇汗や付随する問題を止める事をしてくれます。ここでは、どんな形式のアイテムがどんなケアをしてくれるのかを紹介していきます。

■シートタイプ
発生した脇汗を吸収して、拭き取る事ができるタイプです。脇汗を吸収して、汗ジミや蒸れを防ぐ事ができます。除菌効果のあるものも存在しており、雑菌が要因の臭いを止める事をしてくれるものも存在します。

シートタイプのメリットはいつでもどこでも使える事であり、携帯がしやすいので、出先でのケアにも役立ちます。弱点は、ケア効果の持続性があまりない事です。

■制汗タイプ
汗をブロックする事ができるタイプです。脇汗が出る分量がダウンするので「汗を餌にする雑菌」が殖えにくくなり、臭いを止める事もできます。

ほとんどがスプレータイプでありパパッと使えますが、脇汗を完全に止める事に成功しないと、服に汗ジミができてしまって、悪臭がしてしまう事もあります。

脇汗が出る分量をダウンさせるだけのものが大半ですから、臭いを止める効果は低いものがほとんどです。脇汗の悪臭ではなく、脇汗の量自体で悩んでいる人に向いています。

■除菌タイプ
こちらは、臭いを止める事に重点が置かれているタイプです。除菌式は、肌に存在する悪臭の原因菌を退治してくれるので、臭いを止める事ができます。

ただ、除菌成分のタイプしたいでは、悪臭の原因菌だけでなく、肌に留めておくべき常駐菌や有益な菌も退治してしまって、かえって臭いをエスカレートさせたり、肌の状態を悪くさせてしまったりする事もあります。

■消臭タイプ
臭い成分を包み込んで臭いを止める事ができるタイプです。ですから、除菌タイプのようにダイレクトに臭いの引き金に働きかける事はできません。

その反面、皮膚に影響が出にくいというメリットがありますし、そもそもの臭いを止める効果もそれなりに高いです。弱点は、効果の継続時間や脇汗を減らせる量がやや乏しく、頻繁にケアを行う必要が出てくるという事です。

■マスキングタイプ
良い匂いで脇汗の臭いを相殺してくれるのがマスキングタイプであり、芳香剤と理屈は同じです。

消臭タイプと同じく、皮膚や細菌のバランスに与える影響が少ないというメリットがあります。ですが、やはり効果の継続時間が短いですし、そのマスキングタイプのアイテムの匂い自体が嫌になってしまう事もあります。

このように臭いケアのアイテムは多種多様であり、脇汗やその臭いに様々な角度からアプローチしてくれます。自分の状況や体質を考慮しつついくつか使ってみて、自分に合うものを見つけていくようにしましょう。足の汗を止める

 

 

冬の脇汗が濃く臭う理由

脇汗は夏は勿論ですが、冬にも流れ出るものです。夏は外気温のせいで流れてくる事が多いですが、冬の場合は寒さに対抗して、身体が自然に熱を出そうとして、そのせいで脇汗が出る事が多いです。

そして、夏の脇汗と冬の脇汗ではその特徴が異なります。

■冬の脇汗の臭いは濃い
冬の脇汗は臭いが濃くなりやすいです。実際、夏の脇汗よりも冬の脇汗の臭いの方が濃い人が多いはずです。

まず、夏場は通気性に優れた服を着ますから、脇汗が気化しやすく、ジメジメする事はあまりありません。それに、体温をコントロールするための汗は、そもそも臭いがあまりしないものです。

しかし冬だと、夏とは反対に衣服の関係上汗が気化しにくく、気化してもその汗は服に付着してしまいやすいです。

また、服の中の通気性も非常に悪いので、非常に雑菌が繁殖しやすい状態にあると言えます。このような事がありますから、冬の脇汗の臭いは濃い傾向にあるのです。

■汗のタイプが違う
夏は水分摂取量が多くなりますが、冬は少なくなる人が大半のはずです。そして、体内の水分が少ないため、冬場の汗の成分は、夏場の汗の成分より濃度が高くなってしまうのです。もちろん、成分の濃度が濃い方が臭います。

夏の汗の大半は、体温をコントロールするために出るものであり、主に「エクリン汗腺」という汗腺から流れてきます。そして、汗の成分の99%程度が水ですから、ほぼ臭いません。

ですが汗が大量に出ると、汗と一緒に不要な角質や皮脂も出てきて、それを餌にしている雑菌が繁殖して、臭いが酷くなるケースもあります。

 

そして「アポクリン汗腺」から出る汗の事を、普通は「濃い汗」と言いまして、この場合の脇汗は臭いが酷い事が多いです。

また、粘度も高く、乾燥すると発酵して悪臭を発します。そしてワキガ体質の方の大半は、このアポクリン汗腺が大きかったり多かったりします。

さて、冬に出る汗は、体温をコントロールするという目的では出ていない事がほとんどです。

 

そもそも明確に目的があるとも言い難く、大抵は、衣服が密着し過ぎていたり、寒かったりするせいで、緊張やストレスに見舞われるせいで、汗が出る事が多いです。

そして、このような発汗はアポクリン汗腺から起きるので、臭いが酷くなりやすいです。また、衣服に付いてしまって長時間残るので、アポクリン汗腺からの汗ならではの成分のせいで、酷い臭いを発しやすくなります。

冬場の脇汗の臭いを止める事をしたり、発汗自体を止める事をしたいのであれば、水分を多めに摂るようにしたり、出来る範囲で、あまり厚着をしないようにしたりする事が大事だと思います。

 

汗を抑制する食べ物

当然ですが、辛い物を食べると脇汗を止めるどころか発汗量が増えてしまいます。もちろん、食べる事で脇汗などの汗をある程度止める事ができる食べ物もありますので、ここで紹介していきます。

■大豆が原料の食べ物
大豆が減量の食べ物には様々な健康効果がありますが、脇汗などの汗をある程度止める力もあります。

大豆には「大豆イソフラボン」という、女性ホルモンの調和をキープしてくれる成分が入っています。女性ホルモンの調和がキープされていれば、脇汗などの汗をある程度止める事ができます。

大豆が原料の食べ物としては、納豆、豆腐、豆乳、おからなどがありますね。

■炭水化物
俗に言う三大栄養素に該当する、炭水化物・脂質・タンパク質の中では、炭水化物が最も汗を出しにくい栄養分です。

もちろん、炭水化物も身体のエネルギー源や熱源になりますから、炭水化物が多いものを食べると脇汗などの汗を止める事ができるというわけではありません。

ただ、タンパク質や脂質が豊富なものを食べるよりは、発汗量は少なくなるはずです。「摂取方法を工夫すれば、脇汗などの汗の分量がやや減るかもしれない」という程度に捉えておきましょう。

■海藻類
自律神経がおかしくなると、脇汗などの汗が出やすくなります。そして海藻類には自律神経を安定させてくれるミネラルがたくさん入っています。

身体の中のミネラルは汗と一緒に出ていってしまうので、そういった意味でも海藻類を食べる事は重要です。汗をある程度止める作用や、ホルモンバランスを正常にする作用も海藻類にはあります。

■緑黄色野菜
ビタミンAがたくさん入っています。脇汗などの汗の悪臭の誘因としては皮脂の酸化もあるのですが、抗酸化力を有しているビタミンAの入った緑黄色野菜を食べる事で、皮脂の酸化をある程度止める事ができます。ですから臭いを止める事ができるのです。

さらに、夏野菜(トマト、ゴーヤー、アスパラガスなど)には、排熱作用もあるので「暑さが引き金の汗」もある程度止める事ができます。

■発汗量を増やす食べ物は?
まず、冒頭で挙げた「辛い食べ物」を食べると、汗が出やすくなります。その他、お酒、乳製品、ネギ、ニンニク、肉類にも交感神経を優位にして、発汗量を増やす働きがあります。

ただ、汗をかかないのもそれはそれで健全ではないので、このような食べ物も程良く食べていく事も大事です。栄養の釣り合いの事も考えながら、これらも食品も程良く食べるようにしましょう。ただし、もちろん食べ過ぎは禁物です。顔汗止める対策