冬の脇汗が濃く臭う理由

脇汗は夏は勿論ですが、冬にも流れ出るものです。夏は外気温のせいで流れてくる事が多いですが、冬の場合は寒さに対抗して、身体が自然に熱を出そうとして、そのせいで脇汗が出る事が多いです。

そして、夏の脇汗と冬の脇汗ではその特徴が異なります。

■冬の脇汗の臭いは濃い
冬の脇汗は臭いが濃くなりやすいです。実際、夏の脇汗よりも冬の脇汗の臭いの方が濃い人が多いはずです。

まず、夏場は通気性に優れた服を着ますから、脇汗が気化しやすく、ジメジメする事はあまりありません。それに、体温をコントロールするための汗は、そもそも臭いがあまりしないものです。

しかし冬だと、夏とは反対に衣服の関係上汗が気化しにくく、気化してもその汗は服に付着してしまいやすいです。

また、服の中の通気性も非常に悪いので、非常に雑菌が繁殖しやすい状態にあると言えます。このような事がありますから、冬の脇汗の臭いは濃い傾向にあるのです。

■汗のタイプが違う
夏は水分摂取量が多くなりますが、冬は少なくなる人が大半のはずです。そして、体内の水分が少ないため、冬場の汗の成分は、夏場の汗の成分より濃度が高くなってしまうのです。もちろん、成分の濃度が濃い方が臭います。

夏の汗の大半は、体温をコントロールするために出るものであり、主に「エクリン汗腺」という汗腺から流れてきます。そして、汗の成分の99%程度が水ですから、ほぼ臭いません。

ですが汗が大量に出ると、汗と一緒に不要な角質や皮脂も出てきて、それを餌にしている雑菌が繁殖して、臭いが酷くなるケースもあります。

 

そして「アポクリン汗腺」から出る汗の事を、普通は「濃い汗」と言いまして、この場合の脇汗は臭いが酷い事が多いです。

また、粘度も高く、乾燥すると発酵して悪臭を発します。そしてワキガ体質の方の大半は、このアポクリン汗腺が大きかったり多かったりします。

さて、冬に出る汗は、体温をコントロールするという目的では出ていない事がほとんどです。

 

そもそも明確に目的があるとも言い難く、大抵は、衣服が密着し過ぎていたり、寒かったりするせいで、緊張やストレスに見舞われるせいで、汗が出る事が多いです。

そして、このような発汗はアポクリン汗腺から起きるので、臭いが酷くなりやすいです。また、衣服に付いてしまって長時間残るので、アポクリン汗腺からの汗ならではの成分のせいで、酷い臭いを発しやすくなります。

冬場の脇汗の臭いを止める事をしたり、発汗自体を止める事をしたいのであれば、水分を多めに摂るようにしたり、出来る範囲で、あまり厚着をしないようにしたりする事が大事だと思います。